NYマンハッタンの日本食スーパーでお米を買いました
今住んでいるところから比較的行きやすい場所にある、ミッドタウンの日本食スーパーを2件訪ねてみた。どちらも最寄りはグランドセントラル駅。
Katagiri
駅から数ブロック歩いたらすぐ着いた。
店頭におにぎり屋さんの権兵衛が入っているので、店内に入った一歩目からいきなり食欲をそそられる。
今までLAのMarukaiやMistuwaに通っていたので、こんなに小さな店舗に何があるんだろうと正直不安だった。でも日本食スーパーに来てまで欲しいものがひととおり手に入る気がする。
訪問日のお米の値段は写真の通り↓
15lbサイズ
- 錦ー$20.75
- つや姫ー$39.99
- かがやきー$28.49
- (写真に入ってないけど)田牧米が$38くらいだったかと。
ちなみに$50以上ならオンラインで注文してデリバリーしてもらうこともできるそう。ただし生鮮食品はマンハッタン内限定なので注意。クイーンズやブルックリン在住だとUPSを介した配達になる。我が家はクイーンにあるので、注文するとしてもお米+調味料がメインかな。
Sunrise mart
Welcome to Sunrise Mart NY Grocery Store
イーストビレッジ、ソーホーにもお店があるけど今回はミッドタウン店へ。グランドセントラル駅からブライアントパーク方面に7-8分?ちなみにオンラインストアは現在休業中のもよう*1
こちらも店内ところ狭しと食材がぎっしり陳列されていて、見かけよりも品ぞろえが良かったと思う。訪問日には食べるラー油が$5以下で売られていて、ポイント高し*2。
さてお米のラインナップは以下の通り
比較のためkatagiriにあった銘柄を並べてみると
- 錦ー$18.99
- つや姫(5㎏)ー$46.29
- かがやきー$27.69
- 田牧米ー$38.29
この日の結論としては、お米はすこーしずつSunrise martの方が安かった。ということで試しに「かがやき」を購入。*3ただ地下鉄を使って移動している身としては、駅から近いという点でkatagiriに通ってしまうかも。
両店とも、生鮮食品の価格帯は同じような印象だった(メモし忘れたので記憶はあやふや)*4
番外編
Sunrise marketから数店離れたところにあるパン屋さん&カフェ。暑くてboba teaを飲みたくなったので立ち寄ったら、パン売り場がまるで日本にいるかのような雰囲気でびっくり。
ミッドタウンで日本のいわゆる「食パン」を求める人はここに行きつくのかもしれない。値段も全然高くない。この日もたくさんの日本人ぽい方々が次々と山形食パンを手にレジに並んでいた。
あんパンやメロンパンが入ったアソートボックスもあった。これはテンション上がる。この日はパンは何も買わなかったけど、次行くときは絶対試そう。
アメリカにいると、ふとしたときに猛烈にあんパンが食べたくなるのです。
やはり30代になるとある程度日本ぽいご飯を食べてないと疲れちゃうんですよね。20代前半で留学してた時は毎日ビールやらバーのおつまみやらで平気だったのに。NYは何を買うにも少しずつ物価が高くて、何でもお手頃価格で手に入ったLAにいた頃と比べると生活費がかさみがち。しかも車生活ではないから大量買いをするのも難しい。生活スタイルの変化になじむのには少し時間がかかりそう。
ネガティブなことばかりいっても仕方ないので、楽しく美味しい食卓を維持できる工夫を考えようっと。
追記:今回行かなかったけど、ミッドタウンにはもう一軒日本食スーパーがある。週末は冷凍食品が安くなっているらしい!いつか冷凍餃子のストックを買いに行こう。
WIC (women, infant and children) のお世話になって数ヶ月たった
WIC (women, infant and children) という低所得家庭向けのアシスタントプログラムがある。その名の通り、妊娠または授乳中の女性と子供たちを対象に、栄養相談、母乳相談、育児相談を提供している。それだけではなく、産前産後の栄養サポートのため、対象店舗で使えるフードチケットを受け取ることができる。
The Special Supplemental Nutrition Program for Women, Infants, and Children (WIC) is a federal assistance program of the Food and Nutrition Service (FNS) of the United States Department of Agriculture (USDA) for healthcare and nutrition of low-income pregnant women, breastfeeding women, and children under the age of five.
About WIC | Food and Nutrition Service
- WIC加入の審査
- 提供されるもの
- 入手方法
- 他州への引っ越し手続き
- 感想
6ヶ月ベビーと長距離バスの旅でワシントンD.C.へ
ニューヨークで夫の仕事が本格的に始まる前に遊んでおこうということで、家族3人でワシントンD.C.に弾丸旅行をして来た。
移動手段は長距離バス
NY→DCへの移動手段といえば、大きく分けて3つある。車(うちの場合レンタカー)、電車(アムトラック)そして長距離バス。圧倒的にお値段がリーズナブルかつDC市内で動き回りやすいことを重視して、バスに挑戦することにした。
バス会社はBoltbus, Megabus, Grayhoundが有名どころ。時間帯と価格を見て、往復チケットをBoltbusで予約した。2歳以下は膝の上でもいいらしいけど、今回は息子をカーシートに乗せることにしたので3人分の席を確保。
しかし!往路では、乗るはずだったバスの運転手の急な体調不良とやらにより遅延、いつ出発するか予測不能と言われた。返金されるということだったので別の会社を探したけどどれも昼間の便は満席… そこでVamoose busという、DC市内ではなく近隣のBethesdaやかおArlingtonで下車できるバスを予約して飛び乗ることになった。休憩込みで片道5時間強かかった。
バスだとこういうことも起こりうるので、いくつか”プランB”を持つことも大事かもしれない。*1
なお、バス内のトイレにはおむつ交換台はない。休憩で停車するサービスエリアか、バス内で頑張るしかない。
宿泊はAirbnb
市内のホテルを見ると、赤ちゃんと泊まりやすそうな部屋は一泊$250くらいかそれ以上。(検索したのが旅行数日前だったからかも知らないけど。)
実はこの旅行前半の1泊2日だけは夫の友人も一緒に動くことになっていたので、ホテル部屋を取るくらいなら一軒家を借りた方がお得だし楽しいに違いない。ということでAirbnbを利用した。1泊$190くらいで2bd/2baの一軒家を借りて快適に過ごせた。*2
観光スポット
2泊3日で巡れたのはこんな感じ。観光スポット間は、UberかLyftを使えば大抵$7くらいで簡単に移動できる。お陰でカーシート+ストローラー、大きなカバン、傘があっても怖くない!
どの施設も入場無料なので、仮にベビーがぐずっても気楽に出入りできるのが嬉しい*4。トイレには必ずおむつ交換台が付いていた。ありがたいことに、施設内のベンチやカフェスペースがしっかりあるので、気兼ねなく授乳もできた。外にあるモニュメントや建物を見ながらの散歩と、博物館見学をうまく組み合わせればベビー連れでも大丈夫。
ごはん
大学院時代の友人2人がDC在住で、それぞれと食事に行くことができた。連れて行ってもらった場所はどちらもキッズフレンドリーで美味しくて素敵なところ。
DCにはエチオピアの移民がコミュニティを作っているるしく、レストランがたくさんある。Injeraというsour dough味のクレープみたいなものに具を絡めながら手で食べるというのは新体験。今回のお店は中でも特別美味しいらしいので今後布教活動(?)していきたい。
ちゃんと外食したのは上の2箇所だけ。ラッキーなことにAirbnbの近くにスーパーがあり、簡単な朝ごはんや夜のおやつも調達できたのは便利だった。また、息子を連日夜更かしさせるのはとても気が引けたので、外食の代わりに2日目の夕飯はUber Eatsを注文したのだった。部屋でゆっくり食べられたのも良かった。
以上、ベビ連れ弾丸旅行を振り返ってみました。あー楽しかった!
包丁で指を切り、救急窓口で3針縫った
「引越ししたら腰を痛めた」「引越ししたら風邪をひいた」「引越ししたら気分が落ちた」
無理をしすぎたり新天地になじめなかったりでそんな話は聞いたことあるけど、私の場合は「引越ししたら指を切って3針縫った」でした。
自分の身に起きたことが悲しすぎるので、近所の散歩道からの景色の写真でごまかす
ある晩、時差ボケで寝付けなくてぐずる息子を夫に託し、夕飯の支度を始めたところだった。NYに移ってきてから新しいキッチンで初めてちゃんと取り掛かる料理。新しく買ったまな板。新しく買った包丁。その日1日は日本食スーパーや近所のスーパーをはしごしたせいで疲れてたけど、新居と言う名の魔法によって私はやる気に満ち溢れていた。
さて人参を手に取ったときピーラーを買い忘れていたことに気づき、ナイフで剥くことにした。オーガニックスーパーの人参は自然体そのもので、形も不揃い。
愛着を持ちながらナイフを動かした矢先、サクッ!!ピュー(血)!!
新品だからこそ、そのナイフの最大カットパワーが発揮されたのだった。左手の親指の先っちょをスパッとやってしまった。とにかく一生懸命圧迫して止血を試みる。…血が止まらない。
【指 止血 血が止まらない】とかでググってみて、10分くらい圧迫し続けても血が止まらないようであれば医療機関に行くべき、とあった。
そこで、今の私の保険状況
- 引越したばかりでかかりつけ医もいない
- そもそもセットアップ期間中なので夫の雇用が始まっておらず保険も未加入
- あるのはカリフォルニアのMedi-calのpartial coverageだけ
- それも引っ越しちゃったから解約しないといけない
という事情をゆっくりと思い出し、ゾゾゾーッとする。
日曜の夜になんてことだ。とりあえず粘って30分圧迫止血。もっと耐えたかも。それでも圧迫をやめるとタラタラと滴り落ちてくる。
参った。NYに到着して3日目の夜にして、恐怖のemergency roomのお世話にならざるを得なくなってしまった。
なかなか寝付けない息子を必死にあやす夫を残し、夜9時にUberで近所の救急窓口へ向かった。私の前に3人患者さんがいるから待つように言われたけど、途中で心肺機能が急激に落ちていそうな患者さんや、負傷した警察官がバタバタとはいってきたりして、少し順番を飛ばされた。指の先っちょ以外は健康だからやむを得ない。救急窓口の向こう側は壮絶な世界で、泣きわめく赤ちゃんもいれば、「cardiac group experts全員集合」のような明らかにコードブルーのような放送が流れたりもしていた。
ようやく1時間半しないくらいでチェックインできた。血圧やSpO2を測りながら保険(Medi-cal)と身分証明を確認されたらすぐに病室へ。指先に麻酔をされ*1、サクサクサクっと(かなり雑に*2)3針縫われて終了。10日後に抜糸のためまた訪問するよう言われた。ちなみにオフピークは朝の7-8時くらいとのこと。
帰りのUberでドライバーにhow was your day?と聞かれたのでここぞとばかりに身の上話をした。そしたらインド系の彼は「僕は右手を大怪我したとき大変だったよ。インドの文化で左手は使っちゃいけないから、怪我した右手でご飯を食べたり全てやらなくてはならずとても苦労した。だから左手でよかったね。」と励ましてくれた。たしかにそんな文化があると右手の怪我は厄介だ。
家に帰ると、泣き疲れて寝た息子と共に、夕ご飯も食べられずげっそりした夫が暗い部屋の中で待っていた。
この時点で夜10時半。カレーは諦めて、引越し前にLAの友人が持たせてくれた素麺をにゅうめんにして食べた。まさかもらった素麺をこのタイミングで食べるとは想像もしてなかったけど、ありがたみに泣けた。
そんな日もありますよね。。。
【追記】Medi-calは引越し後10日以内にcounty officeに転居の報告をする必要がある。一連のことが起きた後に電話したところ、来月1日付で我が家全員とも解約になるということだった。つまり今回のemergency room費用はカバー対象。ただし抜糸処置のための再診は緊急じゃないので自腹となる。
U-boxを使ってNYへ引越し
夫の研修のためNYへ引っ越して来た。
アパート探しでバタバタ、荷造りと荷物の搬出でバタバタ、入居してから家具探しでバタバタ。怒涛の2週間だった。
さて、今回はいわゆる引越業者ではなく、U-Haulのコンテナ輸送サービスであるU-boxを使ってみた。
U-Haul: Dimensions of a U-Box Container
どうしてU-boxにしたか
大陸横断の引越しにはとにかく費用がかかる。駐在じゃなく全部自腹で負担となるとリーズナブルに済ませたいところ。オンラインで何社か問い合わせたけど、$3000-5000*1くらいのイメージで、多種多様な見積もりが返ってきた。荷造りも全部お任せプランにした日には一体いくらかかるのやら。
ちなみに、日系業者は高いと聞いたので問い合わせはしていない。
もう少し安価なオプションを考えた結果、コンテナ輸送サービス*2はどうかと思い至った。PODS, U-box, U-pack (Relocube)に問い合わせた。
そこで見積もり額が$1100ほどで1番リーズナブルだったU-boxに決定。
荷造りから荷物受け取りまでの流れ
U-boxには色々な搬入搬出のオプションが用意されている。
コンテナ輸送については
- コンテナを家の前に運んでもらって、荷物を搬入し終えたら回収•輸送
- コンテナが保管してあるファシリティに荷物を自力で運び、荷物を搬入し終えたら輸送
家の駐車場スペースが使えたり、路上駐車ができる場所であれば前者が便利。
ただLAのエリアによっては路上駐車するにあたり当局の許可が必要なケースがあるらしい。しかも道端に数日コンテナを放置することになる。それで構わないなら自己責任でやってみて、と言われてしまった。
少し怖くなったので、私たちは後者のオプションを選んだ。つまり、家(U-haul vanを借りて荷物搬出)→ファシリティ(boxに荷物詰め込み)→NYへ輸送、という流れとなる。
実際の我が家のスケジュール
- 引越し1ヶ月前: U-box予約
- 引越し10日前: 入居先決定
- 引越し5日前: びびなびで無料の段ボールゲット、荷造り、入居先住所をU-Haulに連絡して予約確認
- 引越し3日前: U-haul vanで荷物搬出→U-boxに詰め込み
- 引越し2日前: U-box輸送開始
- 引越し当日: スーツケース大2個、小1個で家族3人分の当座の荷物をフライトで運ぶ
【この先の予定】
- 引越しから2週間: U-boxがBrooklynにあるファシリティに到着
- 翌日: 新居に荷物搬入
Mover’s helpは必要だった
最初は節約のため、夫婦2人ないし友人の力を借りて荷物搬出を全部やり切るつもりだった。でもみんな引越しやら夏休み旅行やらあるし、お礼に何かご馳走するにもこちらが引越しまで時間がなかったりして、調整が難しかった。
というわけでU-Haulとの提携引越し業者を手配することになった。結論から言えばこれが大正解!
家からレンタカーに荷物を載せるのは自分達でやって*3、ファシリティ現地でボックスに詰め込む作業を業者にお願いした。作業効率もさすがだし、荷物が揺れて動かないようにする小技もプロならでは。自力でできる代物ではなかった。費用は$110くらい。
というわけでNYに荷物が届いた後の搬入作業も、引越し業者の手を借りたいと思っている。今回はレンタカーせず、ファシリティからの運び出しからプロにお願いするので$400くらいの費用になりそう*4。それでトータルしても、他の引越し方法よりは圧倒的にリーズナブルな出費に抑えられたはず。
荷物の量とU-boxの必要個数
我が家はLAで使っていた大物家具はほぼ全て友人に譲ってしまった。
今回詰め込んだ荷物の全容としては以下の通り
- 大きな段ボール10個くらい
- 小ぶりの段ボール10個くらい
- 衣装ケース3個
- 息子のdiaper changing table、ハイチェア、プレイジム
- ゴルフバッグ
おそらくstudioサイズのアパートと同じくらいの荷物量かと思う。これでU-box1個のスペースに少し余裕を持って詰め込めた*5。ここにソファやテレビや本棚が加わってくる場合には、多分U-boxが2個必要かも。
以上が今回の引越しのあらまし。赤ちゃん連れだと予約電話をするのもタイミングと気合いが要るのでいつもより疲れた!
今ごろうちのU-boxはどこか中西部あたりをドライブしながら東海岸に向かっているらしい。無事に届きますように…
車の事故のことで裁判沙汰になった
なんの因果か知らないけど、我が家のLA生活は車トラブルなしには語れないほどにネタだらけ。
なんと、12月に起こした事故の相手から、民事裁判で訴えられた!
過去の記事↓
asa-ita-haya.hatenablog.com
asa-ita-haya.hatenablog.com
asa-ita-haya.hatenablog.com
asa-ita-haya.hatenablog.com
- それは突然やって来た
- なぜ訴えられたか
- 保険会社に電話
- 裁判2日前まで相手と連絡つかず
- やっと連絡とれたあと、結末