渡米後初、ついに接触事故やっちゃった-その2
この話の続き
DMVの駐車場でソフトな接触事故を起こした、その後。
とにかくヒヤヒヤしながら家路につく。夫が運転するも、疲労困憊で眠いとか言い出すので、帰り道も気が気じゃなかった。
GEICOに電話
家についてまず自動車保険会社に電話した。うちは中古車購入時から半年間、GEICOに加入している*1。
自動応答メッセージが「どんなサービスをお求めですか?数語でどうぞ」という例の面倒なアレだったので、適当に"My car was hit by a car"って答えた。いつもキーワードを言ってもまともに聞き取ってくれないのに、今回は事故のclaim処理部に即座に転送された。
誰の過失なのか
オペレーターと一緒にどんな事故だったかを振り返る。
聞かれたことは、
事故当時の状況、同乗者、ケガ人の有無、目撃者の有無、相手の免許情報・車の情報、相手の保険情報、車の破損部位の描写、など。
最後に「この事故状況から判断すると、こちらに100%過失があることになります」と宣告を受けた。
前の記事にも書いた通り、今回は駐車場でこちらがバック中で、先方の車が後ろを(私たちの左後方から右後方へ)なかばムリヤリ通り過ぎようと無茶をした結果起きた。と我々夫婦は信じている。だって、うちのキズは右後ろバンパー、先方は左のタイヤ脇についている。つまり、あちらは絶対バック中のうちの車が見えてたはずなのに、通り過ぎたってこと。
一生懸命オペレーターの人と話し合うも、「駐車場でのright-of-way(優先権)は直進車にあるからどうしようもない」らしい。彼女もすごく同情してくれたけど、こればっかりはどうしようもないと。
つまり、通行人がほぼ悪いのに、歩行者優先だから車の運転手の過失になってしまう、みたいなパターンに当てはまってしまったみたい。
最後に、今回の補償内容を確認し、修理業者の紹介をしてくれて、電話は終わった。
ちなみに「修理中にレンタカー使用しますか?」と聞かれ、塗装を直すなら数時間でしょと思い込んでお断りした私たちは、数日後に現実を目の当たりにするのだった…
修理業者へ
紹介された修理業者へ、指定の日時に行ってきた。
敷地に入るとびっくり。車、車、車、車、そこらじゅうキズものの車ばっかり!
もはや自分たちの車を停める場所すらようやく確保できるかとうかというほどに、故障車であふれかえっている。
ハイ、悟りました。修理が数時間で終わるわけありませんね。
受付でひととおりの情報を確認されて、実際の車を見ながらどれが元々あったキズで、どれが今回の事故でついたキズなのかを色マーカーで印をつけて確認。ただ塗装が剥げただけに見えるものの、一応エンジン部位などに異常が及んでいないかをチェックするために数日間~数週間お預かりします、とのことだった。
よくできたもので、修理屋さんのオフィスの中にEnterpriseの事務所があった。今日から借りられる車を探してもらって、即レンタカー契約。
渡された車はこちら JEEPのコンパクトSUV
https://cars.usnews.com/cars-trucks/jeep/patriot/2007/photos-exterior
お、大きい…
今までVWの乗用車を運転してたので、妙な大きさに圧倒される。特にうちの駐車場には変なポールが置いてあるため、こすってしまう可能性が非常に高いなーとビクビクせずにはいられない。
最後にこのレンタカーに対する保険はどうするかと聞かれ、元々のGEICOのプランの対象を広げて適用してもらうことにした。
この時はこれですべて解決と思ったけど、災難はまだ続くのであった。
*1:GEICOの保険料が高く感じたので、日本系の保険会社に加入し、GEICOを解約しようとしたまさにそのタイミングでの出来事だった