ジーナ式ネントレもどき -もうジーナとは言えない生後4ヶ月のいま【授乳編】
先日書いた記事の続き。
睡眠・授乳のスケジュール自体は想像以上にうまく軌道に乗った。昼夜の区別も幼いなりに掴んでくれたのかなと思う。
ただし、授乳の仕方については反省点が多め。もともと子育て知識ゼロの状態で、ジーナの本をまともに読まず、ブログを斜め読みしてアレンジしてきたツケでしょうか。
成長曲線ギリギリ問題
生まれた時から太めではないものの、息子は生後から2ヶ月目まで身長体重は25パーセンタイルを維持していた。
4ヶ月目になってもぐんぐん大きくなってることを疑わなかった。日々抱き上げたときの重みが明らかに増してるし、バシネットが小さくなってきてGracoのpack n playをベビーベッドとして使い始めたところだったし。
でも4ヶ月検診での測定結果にちょっとびっくり。
- 身長 61cm
- 体重 5.9kg
この数字だと全体の8パーセンタイルくらいに相当するらしい。まだ基準値内だから心配はいらないとは言われたものの、成長曲線が伸び悩んだことには違いない。
母乳不足!?
もしかしたら…私の授乳の仕方に問題があったんじゃないか。*1もしかしたら、いつからか母乳産生量と息子に必要な母乳量がひっくり返ってしまったのかもしれない。というのも、思い当たる節がふたつある。
片胸の過信
幸いなことに、産後直後から母乳がバンバン出た。電動搾乳機で絞ると産後1週間の時点で片胸から120mlは超えてたような記憶。いわゆる“溜まり乳”というやつで、ジーナ式の日中の授乳スケジュールだと、胸の張りを取りたくておっぱいをくわえてもらう感じだった。息子もゴクゴク飲んで*2力尽きて、片胸15分くらいで寝てしまうことも多かった。もう少し週数が進んでも、片胸をくわえて20分かそれ以上ずっとモグモグしてるので (半分寝ながら)、たくさん飲めてると安心していた。
そんなわけで、気づいたら片胸授乳が定着していた。
最近授乳について各所の情報を見てみると、見当違いなことをしていたとわかった。眠そうにモグモグしてるときはほとんど飲めてないらしい。試しに反対の胸に変えたり、横抱きをフットボール抱きに変えたりしたら目を覚まして再びゴクゴクする。授乳時間だけ足りてれば大丈夫と思った自分が悔やまれる。ごめんね、息子…それでもかつては夜通し眠れたなんて、どういうことだったのか今となってはわからない。
夜間授乳の大切さ
成長具合が心配になってから母乳不足を疑い、久しぶりに搾乳してみた。すると片胸50mlがやっと。以前の3分の1!
これは“差し乳”タイプに変化したとも解釈できるけど、私の体が母乳を作らなくなった可能性も大いにある。
ジーナ式では19時にに寝かしつけたあと、22時半にちゃんと起こして授乳することになっている。私もネントレ開始直後に一度起こそうとしたけど、息子がどうにも起きてくれなくて、無理に起こすのもかわいそうなので諦めてしまった。初期は0-2時くらいにはどちらにせよ授乳が必要だったのであまり深く考えずいた。
これがいけなかったんじゃないかと思う。その後は息子が起きたときだけ授乳するリズムになっていった。生後2-3ヶ月目は気づいたら朝まで起きないことがほとんどだった。
今思えば「夜通し寝る」というのは、まずは「22時半から朝7時まで寝る」ということであって、「夜7時から朝7時まで」になるのは月齢がもっと進んでから達成すべきだったのかも。
これでは夜間のホルモン分泌ピーク時に授乳の刺激がないまま過ごすから、体が休憩してしまうのも無理はない。
成長期を迎えてまた夜中の授乳が増えてきたのに、需要と供給がマッチしなくて息子には迷惑をかけてしまった…体重は増えてはいるとはいえ、伸び悩んだのは私のせいかもしれない。今はこの反省を生かして、23時くらいに起こして飲ませる努力をしている。それでも朝7時までもたずに3-4時の授乳を挟む。途切れずに一晩ぐっすり眠れた日々が懐かしいけど、息子の成長のためと思って気合で乗り切るしかない!
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病院で勧められるがままに完全母乳育児をスタートしたので、実はミルクの力を借りることには全く抵抗はない。いざとなったら頼るつもり*3。
かと思えば、もう離乳食の指導も始まって、徐々におっぱいオンリーの終焉が近づいてきた。授乳中にこっちを見てニヤッとするのが最高にかわいいのに、この顔がいつか見られなくなるのかと思うと胸がキュンとしてしまう。ハァー。