アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

妊婦検診ー2回目 糖尿病検査・遺伝子検査など

前回の診察から早くも1か月たったところで、先週末に第2回の検診を受けてきた。

asa-ita-haya.hatenablog.com

 今回の診察内容

 

腹部エコー

コウノドリ先生もマンガの中でおっしゃっておりましたが、エコー検査で得られる情報って案外少ない。そのため、アメリカでは毎回エコー検査をするわけではない。

9月半ば以来にお目にかかった我が子は、さらに大きく立派に育っていた。先生がとても丁寧に「これが胎盤、へその緒、顔、背骨…」と解説してくれて、わかりやすかった。今の大きさから推定すると予定日が1週間くらい早めに計算されるわね、とのこと。

糖尿病検査 (Glucose tolerance test & urine test)

毎回の尿検査とともに、今回は血液検査での血糖値測定もした。前日夕ご飯以降は水だけの摂取とし、翌朝診察の1時間前に検査用の砂糖水を飲んでおいて、採血するというもの。

最初診察アポイントが9:45だったので余裕と思っていたけど、先生の都合で11:45にリスケされてしまった。初期に食べづわりだったのもあって、空腹になることに妙な恐怖感がある。もだえ苦しむことになるかと思うと前日夕方くらいからソワソワしてしまった。

当日朝はひたすらベッドの中に留まって時間をつぶした。寝ちゃえば余裕だった(笑)

ふつうの血糖値の計測は空腹時→グルコース摂取から1時間後→2時間後、という採血スケジュールらしいけど、今回はなぜか1時間後のみの採血で検査終了。シンプルでよろしい。

遺伝子検査

日本では高額というイメージがあって、まだそこまで高齢じゃないという気もして、この手の検査は全くやってこなかった。

羊水検査は時期が遅すぎるのでできないけど、血液検査でわかることは調べておくことを勧める、と主治医に強く説明された。費用を聞いたら今の保険プランがあれば$100くらいで済むということだったので、実施することにした。

内容は、染色体異常(ダウン症18トリソミー等)と、遺伝病(嚢胞性線維症や一部の遺伝的精神疾患)のスクリーニングとのこと。下記リンク先参照。

Innatal Prenatal Screen | Progenity

Preparent Carrier Screen | Progenity

結果は10日くらいで出るので、次回診察で教えてくれるそう。

 

こんなわけで血糖値測定に加えて検査項目を増やしてしまったので、結局10ml x 10で100mlも採血で抜かれてしまった。か弱そうに見えたのか、採血後にお水やらバナナやらの補給品をくれて、ソファでしっかり休んで!と言われた。超空腹だったので超速でバナナをたいらげ、好きなだけボケーっとしてから家路についた。

週明けにすぐメール連絡が来て、糖尿病は陰性だったとのこと。日本で尿糖陽性が出たことがあったのでビビってたけど、陰性でよかった。あと貧血も治ってたらしい。

健康優良妊婦!

予防接種の指示

三種混合ワクチン(T-dap)を妊娠30週になる週に受けておくよう指示がでた。インフルエンザの予防接種(flu shot)はどうしたらいいか聞いてみたら、今まで副作用の問題が出なかったなら、受けてよいとのこと。ただT-dapと重ならないよう早めに受けちゃってねと言われた。

調べてみると、三種混合のうち特に百日咳に対する免疫が重要なようで、母体から赤ちゃんに移行する効果が期待される。イギリスで百日咳が流行って大変なことになった年があったらしい。

Pertussis | Pregnancy and Whooping Cough | Get Vaccinated | CDC

赤ちゃんのお世話をする人にも接種を進めているそうで、もちろん夫にも受けてもらうことになった。そして日本の両親にも連絡、と。

 

アメリカの医療の面白いところとしては、予防に力を入れていること。保険に入っていれば、大手薬局チェーンやスーパーの薬局カウンターにふらっと立ち寄るだけで、予防接種を無料で受けられる。

ということで今日これからflu shot打ってきます!

 

次の診察は2週間後、何の合併症もない身だけど、主治医の紹介でハイリスク妊婦を専門とする先生に諸々検査してもらうことになった。精密なエコーで体のサイズや脳の発達まで確認できるらしい。ちょっと楽しみ。