アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

妊婦検診-初診

前回の記事のつづき。初診内容の記録。 asa-ita-haya.hatenablog.com

 

 

診療の全容

  • 問診:妊娠歴、最終月経、紹介状で母体の情報共有とチェック
  • 今後の出産準備:事務的な手配、生活のアドバイス
  • 赤ちゃんの心音確認

主治医との初対面

物腰の柔らかな、1児のママ。インド系のバックグラウンドを持ちつつ、アメリカ育ちでお医者さんになったと見受けられる。

診察を通して"Congratulations!"と軽く10回くらい言ってくれた気がする。懇切丁寧に質問にも答えてくれたし、自分のおススメ情報も詳しく教えてくれた。日本の主治医からの紹介状や検査結果も細かくチェックしてくれた。

来月から保険がある旨を伝えると、エコーなどの高額なものは次回以降にしましょうと勧めてくれた。一緒についてきてくれた夫には申し訳ないけど、赤ちゃんのエコー画像を見るのは次回までおあずけ。

これから手配すべきこと

出産する病院

当初UCLAのつもりでいたけど、今年からUCLAに患者を紹介するのを辞めてしまったと告げられた。HPの情報が更新されてなかったので予想外の展開。

ただ、ちゃんとした理由があった。UCLAは医師の教育・研究機関であるという点。研修医が麻酔を打つ事も多いため、uncomfortableに感じたという患者さんの声も少なくないからだとか。たしかに初めて経験する生きるか死ぬかの場面では、経験を積んだ医師の手にこの身をゆだねたい。

先生自分自身が出産したという提携先、Saint John's Hospitalをお勧めされた。保険ブローカーの人もたしかそこがUCLAと同等に人気のある施設といっていた気がしたので、即決。Breast feeding classなどの両親教育も充実しているらしい。

病院見学ツアーを予約して、出産予定日の1か月前までにpre-registrationを済ませておくように、とのこと。

Special prenatal care

妊娠30週になるタイミングで、ハイリスク妊婦の診察を専門とする先生に一度見てもらう必要がある。Saint John's Hospitalとも提携しているDr. Tabshという産婦人科の先生の連絡先を紹介され、すぐにアポイントを取るように言われた。

精密な超音波検査や、母体チェックをしてくれるらしい。

小児科医 pediatrician

出産後すぐに新生児を小児科医に診てもらう必要があるため、産まれる前から主治医を決めておくようにとのこと。日本とは大きな違いでびっくり!

両親学級的なもの

初産なのでChildbirth class (birthing class)を夫婦で年内に受けるべきとの指示もあった。病院主催のものもあるが、Doula(産前産後ケア専門の職)が主催するのを2つほど教えてくれた。

まあこれが高額ですこと。出産に関するアレコレで$200超とか。Basic baby careも受けると更に$100くらい。きっとものすごく丁寧で勉強になるんだろうけど…日本では自治体で無料開催してた記憶なんて、この際忘れないといけない。

生活指導

サプリメント
  • 妊婦用マルチビタミンを飲むこと
  • (私の血液検査結果が貧血気味なので)鉄分サプリ
  • (鉄分サプリは便秘になりがちなので)便秘解消を助ける薬のうち、Colace, Miralax, BenefiberのどれかならOK
運動
  • 週2-3回の適度な運動。Pre-natal yogaなど
  • 日々よく歩くこと
その他
  • たっぷり水分を摂る
  • 寿司(生魚)、未調理の肉類はNG
  • 仰向けはお腹が張りやすくなるので、(なるべく左向きの)横向きで寝るように
  • 胎動は妊娠25週くらいまでに感じると言われている (日本だと16-17週くらいから22週までにと言うし、私も実際そうだった。アメリカは肥満気味の人が多いんだろうか…)

次回の予定

2nd trimesterが終わる前に妊娠糖尿病の検査として糖負荷試験をしなくてはいけないので、28週ごろに次回のアポイントを取るように指示が出た。

流れとしては、診察の前日の夕飯は炭水化物を抜き、朝は絶食・水のみ(どうしてもダメならゆで卵1個までOK)。診察の1時間くらい前に検査用に支給された砂糖水を全部飲んで、クリニックで検査。

 

予約が11:45になってしまったので、空腹に悶絶しながら当日を迎えることになりそうである。

お会計

緊張の瞬間。窓口でのカード払いで総額$350

思ったより高額ではなかったものの、よく考えたらほぼ問診だけでこの額。

今まで日本で自治体の恩恵を受けていたのが当たり前だったけど、本当に恵まれた環境だったと再認識せざるをえない。

 

以上、初診レポートでした。