アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

4ヶ月ベビーと2人だけで一時帰国【復路フライトと入国編】

ロサンゼルスに戻ってきました。日本では家族・親戚・友人と語らい、あっという間に時間が過ぎた。おいしい白米、シャワーの強い水圧、ウォシュレットというささやかな幸せも堪能できた*1

実は今回のアメリカ再入国については心配事がひとつ。夫の労働許可証(EADカード)がまだ申請処理中で当局から届いておらず、F-2の私は再入国できるのか、という問題があった。

 

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復路フライト

羽田でチェックインするときに手間取り、波乱のスタート。どうやら自分のビザ情報が間違って入力されていたらしく、地上スタッフ二人がかりで時間をかけて対応してくれた。時間がかかってしまったお詫びに全ての荷物にpriorityの札をつけてくれた。

ちなみに、預け入れたスーツケースは重量オーバーのため、超過料金を支払うことに。6,000円でした。

ちょっと不満が残る機内サービス

往路のNH105便に比べて、復路NH106便では何となく期待外れだった。

往路では、優先搭乗後に荷物や抱っこ紐をしまうのを手伝ってくれたり、バシネット取付けのタイミングの確認があったりして心強かった。一方、復路では特に何もなかった。そんなもんかなと思って最初は気にならなかったけど。

さておしぼりのサービスが始まるくらいの高度に達しても、ベビー用バシネットを取付けに来ない。おしぼりや機内食のスナックは回ってきたけど、こちらは爆睡中のベビーを腕に抱えている。とりあえずマガジンラックに諸々を入れてもらえるようお願いして、バシネットの取付けをお願いした。

直後に同じCAさんが戻ってきて「冷蔵品なので賞味期限があるため、いったん引き取ります。その際にドリンクもお持ちします」と言ってスナックを回収してしまった。あれ、バシネットはいずこ…?もちろんお気遣いはありがたいのだけれど、両手が空けば今すぐ食べるつもりだったし(超空腹だった(笑))、順番違うんでないのーと思ってしまった。スナック担当者とバシネット担当者が仮に違ったとしても。

アメリカ系航空会社だったら何とも思わない気もするので、ANAだからこそ期待しすぎちゃったかな。

息子の睡眠

夜11時ごろ出発するのと同時に授乳して、しばらく起きていたものの、抱っこしていたらいつの間にか寝ていた。そのままバシネットの中で驚異の6時間睡眠!最後の機内食が出て来る頃に起きだしたので、食べながらあやしつつ過ごした。隣の席の女性が親切に食後のトレイを引き取ってくれたので助かった。息子には着陸までの間抱っこ紐の中で寝てもらって、私もダメ押しの爆睡ができた。

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(ウナギ美味しかったなぁ…本編とは関係なし)

入国審査

さて、こちらの問題。

当時の状況
  • 私はF2ビザホルダー、息子は米国パスポートあり
  • 夫は大学院卒業済み、OPTでさらに一年の研修のためアメリカ滞在予定
  • I-20はOPTに関する記載を更新済み
  • 労働許可証(EADカード)は2ヶ月ほど前に申請したけどまだ処理中
懸念

大学の留学生オフィスによると、「卒業後のOPT期間中にアメリカを出国した場合、再入国時にEADカードの提示を求められる」と。

ということは、一時帰国から戻るまでにEADカードが自宅に届いてない場合、私はアメリカに入国できないかも?!

そんな不安要素はありつつも、申請から2ヶ月あれば大丈夫だろうとタカをくくっていた。

そして期待に反し、帰国の日は迫ってきた。

持ち物
  • パスポート、F2ビザ付き
  • 更新したI-20
  • EAD申請受理の確認通知 (Form I-797)

I-797があれば入国できると言う情報を聞いたので、お守りとして持っていくことにした。最初家の中をひっくり返しても見つからなくて、夫が「捨てたかなー」と言い出した時は冷や汗ものだった…

実際のイミグレにて

結論から言うと、何の問題もなく入国できた!

審査官は私のパスポートとI-20を確認して、息子の米国パスポートを見ただけ。「家族は一緒に旅行してない?」「旦那さんの専攻は?」と軽めの会話があっただけで、夫のEADについては何も質問されなかった。

とはいえ、たまたまラッキーだっただけかもしれないし、移民に対する対応は日々変化する可能性があるので、あくまでも一例として記録しておきます。

最後、親切な人々に助けられる

Baggage claimでいざ自分のスーツケースが来たと思ったら、さすがに重量を超過しているだけあって全く持ち上がらない。逆に私がベルトコンベア上の荷物に引きずられる始末。そうしたら4人家族のパパがさっそうと手を差し伸べて、カートまで乗せてくれた。

そのあと右手では大きなスーツケースとボストンバッグが乗ったカートを押し、抱っこ紐に爆睡する息子を抱え、左手でストローラーを押して歩くことに。そうしたら今度は地上スタッフの人が税関から到着ロビーまで手を貸してくれた。

私1人ではどうにもできなかった状況を察知して、サッと助けの手を出してくれて本当にありがたかった。アメリカでは、息をするように親切をできる人がたくさんいて、いつも頭が上がらない。自分も見習わなくちゃ。

 

そんなわけで復路も無事にこなし、またLAの爽やかな晴天を楽しんでおります。

息子の時差ボケとの格闘がすさまじいので、その件についてはまた今度。

 

 

 

*1:ちなみに温便座は誰かが座った後のぬくもりみたいに感じてあまり好きじゃなくなった