アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

4ヶ月ベビーと2人だけで一時帰国【外出編】

実家のある東京で過ごして早1週間。一時帰国も折り返し地点を過ぎてしまった。

ほぼ毎日何かしらの用事で出かけていると、車ありきで外出するロサンゼルスとの違いに気がつく。

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asa-ita-haya.hatenablog.com

 

 

ストローラー

みんなコンパクトなものを持っている。何より軽そう!そこが我が家との大きな違い…

うちはcybexのBalios Sを使っているので、サスペンションの効いた前輪後輪がとにかくゴツい*1。重さは11キロ (これでもLAの店の人には軽いって言われた)。

Balios S | CYBEX Global

タイヤの大きさだけでも、周りと比べて軽自動車とダンプカー並みの違いに感じてしまう。

電車に乗る

エレベーターは外出先の駅全てに設置されてたけど、同じように子連れやお年寄りの利用者が多いので待ち時間が長い。ホームの端っこにあると移動距離も長くて沢山歩いた。何より、土日でも夕方のJR (京浜東北線や山手線) にストローラーを畳まずに乗ることは不可能。畳んでも場所をとるし、手が足りないしで、とても乗りにくく感じた。

自動改札機は車椅子用を使うか、係員窓口で通してもらうか。まあ不便。ダンプカーを使っているのだからしょうがない。

バスに乗る

バスにはシルバーシートの一部に車椅子やストローラーを固定できるベルトが付いてるのでそれを使用する。ノンステップバスと言えどもタラップが出るわけじゃないので、よっこいしょと持ち上げないといけない。ここでもダンプカーはなかなか辛い。車内でスペースを取りすぎるので罪悪感を感じながらの乗車になる。座席を折りたためるのでチャレンジしたら、見事に太ももにシートを強打して大きなアザができた。

抱っこ紐

結局、ストローラーは近所のお散歩と私鉄電車での近距離お出かけに限ることになってしまった。ここでエルゴが大活躍

抱っこ癖?

昼間に出かける時エルゴばかり使っていたら、お昼寝のときに抱っこ癖がつき始めてしまった可能性がある。出先でストローラーに機嫌よく乗っていたかと思えば、突然それを嫌がるようにもなった。そして抱っこすると落ち着く。今までこんなことなかったので驚き!

ジーナもどきでせっかく一人寝が得意だったのにな。アメリカに戻ったらトレーニングやり直しかも。

エルゴでトイレ問題

腰の負担もおそらく少なめなので、エルゴはかなり気に入って使っている。でもまさにこの腰ベルトのおかげで、一人でいるとトイレに行きにくい!いざボトムスを下げられても、用を足した後に下半身を整えるのに一苦労…(笑)これも夫のいない外出をするまで気がつかなかった。

息子の反応

LAの家の周りには街路樹がたくさんあるのでお散歩中ずっと何かしらの植物を目にすることになる。知らぬ間に息子はそれがお気に入りだったようで、東京のコンクリートジャングルの中で風に揺らめく木を見つけるやいなや、フガフガ言って大興奮する。逆に、電車の中やデパートの中はどうにも耐え難いようでグズる。人混みや騒音の刺激が強すぎるのかもしれない。

たしかにアメリカではショッピングモールでも混みレベルはたかが知れてるし、日本みたいにアナウンスがひっきりなしに聞こえることもない。

東京育ちの赤ちゃんは壮絶な刺激を浴びて生きてるんだな。LAではじめての子育てをスタートできてラッキーと思ってしまった。(かくいう私は生まれも育ちも東京…)

周りの目

東京の街を歩いていると周りに迷惑をかけてないか気になって、子連れで外出してることに罪悪感を感じてしまいそうになる。なんとなく漂う人々の余裕のなさ、子供の声やベビーカーを見て「残念」みたいな目線。LAでは何があっても堂々としていられる自信と周りへの信頼があった。

東京もママたちが肩身の狭い思いをしなくて済む雰囲気ができたらいいなと心から願います。

*1:でこぼこ道でのクッション性は抜群