アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

F-2ビザの面接準備

今回のアメリカ行きのためにどんなビザ申請準備があったか、記録しておく。

 

いろいろなビザの種類があって、いろいろな条件を抱えた人がいると思うので、まず自分の背景状況がこちら。

背景

  • 2009~2013年にF-1ビザで大学院留学
  • SSN (Social Security Number) 取得済…大学院は学費免除かつ生活費をもらってた関係で発行してもらったことがある
  • Driver's license 取得済…オレゴン州。でも2015年に失効
  • 2014年に結婚による改姓のため、パスポート書き換え(10年の新規更新ではなく)した
  • 今回はF-1ビザ取得者(夫)の配偶者としてF-2ビザの申請が必要
  • 会社は在籍したまま休職…依願休職2か月+産前産後休暇+育休のコンボ

ざっとこんな感じ。まったく同じ条件の方はネット検索しても見つけられなかったから、各所から情報を集めて判断した。

 

そろえたアイテムを、準備した時系列で並べてみる。

実際に面接で提出したもの

パスポート(有効期限 2014-2019)

本当の滞在は2年を予定しているものの、夫の留学先プログラムは1年で修了かつそのあと1年はOPTを申請して現地で実習するというプランらしい。滞在中にパスポート更新しなきゃいけなくなるけど、今回のビザ申請には影響なかった。

 

財政証明書

I-20発行のためビザを出してくれる学校にも必要だったし、大使館にも提出した。楽天証券は残高証明書の英語版も2日くらいで速達で出してくれてとても助かった。

 

I-20

夫がせっせと現地でchill out(要するに遊び)で忙しかったので、初動が遅いったらもう。出国日したい日程から逆算してビザ面接をさっさと済ませたかったのに。必要情報をメールで提出して、学校から書類が届くまでの時間、どんだけ悶々としたことか。

2枚目のサイン欄にはきちんとF-1所有者の署名をもらっておくこと!

 

F-1ビザのコピー、I-20のコピー

パスポートのビザのページと、I-20の全ページのスキャンコピーを入手・印刷


戸籍謄本(原本)

F-1ビザ所有者とのmarriage certificateが必要とされるけど、日本ではそんな書類ないので、戸籍謄本で代用するらしい。実家に引っ越してしまったので、本籍地まで取りに行った。1部しかもらわなかったけど今後も出生届とかでなにかと必要なのでもっと取ればよかったかも。


戸籍謄本の英訳

日本の役所じゃ英訳版なんてあるわけもなく。こちらのブログからテンプレをいただいた。自分の東京都中央区の戸籍謄本とは項目の順番に違いがあったので少しアレンジを加えたくらいで、ほぼそのまま使える。めちゃくちゃ助かった!翻訳者として自分の署名をしておけばOK。

【戸籍謄本】の英訳サンプル | Aiko Life

 

DS-160(の確認ページ)

DS-160は膨大な量の情報を正確に入力しないといけない。ここで、過去5回のアメリカ滞在期間を聞かれたのが大変だった。というのも留学ラストイヤーは、半年間に学会でオランダ、研究派遣でブラジル、卒業旅行でメキシコと、アメリカに出入りしまくっていたため。パスポートにあるスタンプってランダムなページに適当に押されてるし、探すのに時間かかった…。

勤務先を書く欄でちょっと悩んだ。無職じゃないし、でも今回の渡米に会社は全く関係ないし…とりあえず正直に書いておいた。

SSNやdriver's lisenceの番号を入力する欄もあった。F-1・F-2のI-20両方に書かれてるSEVIS numberというのも入力必須なので、どっちのI-20も手元に用意しておく必要があった。I-20原本が家に届く前だったけど、numberが記載されてる1枚目だけは先に写真で送ってもらってたのでセーフ。

書類をまとめる時に印刷ページがクリアファイルの外側にくるようにする。

 

SEVIS(F-1所有者の支払い証明)

学生ビザ特有の決まりとしてSEVIS feeというのを払わないといけない。しかし!F-2ビザ申請者はSEVIS支払わなくていいとのこと。今回の準備作業で一番驚いた点。

 

証明写真

5x5 cmサイズ、白背景。撮影した写真屋さんの背景はデフォルトが青だったので、慌ててPC上で白背景に合成してもらった。ちなみにDS-160に写真データをアップロードするよう言われるので、データ入手も必須。しかもアップできるサイズが250KB位までなので、5x5cmを保ったまま元画像の(サイズ圧縮ではなく)ppiを落とさないといけなかった。

写真はDS-160の印刷ページにセロテープで貼り付けておく、というのが決まり。

 

面接予約(の確認ページ)

DS-160とは別のリンクに飛び、申請費をクレジットで支払いしたあと、ようやく面接の日程を決められる。決してユーザーフレンドリーではない仕様でわかりにくい。

バーコードが読み取りやすいようこれもクリアファイルの一番外側にはさんでおく。

 

補助資料として持って行ったけど不要だったもの

過去10年のパスポート(2005-2009、2009-2014の2冊)

面接で一度参照されたのはF-1ビザが貼ってあったほうだけ

 

SSN, driver's lisence

提示を求められすらしなかった

 

面接

ある水曜日の朝8:30に予約。8:15くらいに到着して、まずセキュリティチェック。バーコードの面接予約を確認され、呼び出し番号を渡される。人の流れにまかせて窓口で書類を提出して、ひたすら待つ。

持ち込める荷物の大きさは30x30cm位までで、それ以上の大きさのものを持っていると追い返されるらしい。

待っている間はWifiBluetoothを切るように言われるけど、アプリやインターネット使用は許されてた。20分位座っていたら窓口に呼ばれて、手指10本すべての指紋を取られた。自分の手が小さすぎて、親指の読み込み位置に届かなくで四苦八苦。

そのまま面接窓口に並ぶよう言われ、「夫のビザコピーはファイルに入ってるか」と聞かれてハイと答えただけ。「1週間後に届きます」と言われてあっさり面接終了。F-1の時はこんなじゃなかったから拍子抜けったらもう。配偶者って気楽だな。

 

ここまで、全部で40-45分くらいの所要時間だった。

大使館から徒歩5分くらいのところにある会社には、なんとか11時くらいまでには出社します!とか伝えてたけど、いつもの始業時間よりむしろ早いくらいに着いちゃった(笑)

 

 

以上、私のF-2ビザ申請に関する備忘録でした。

無事にビザが家に届きますように。

 

後日談

ちょうど一週間後、無事にビザが家に到着!

大使館から「発送しました」の通知テキストも携帯に届いたので安心。ゆうパックで届くので、万が一不在でもちゃんと再配達されるようになっていた。

 

大使館のHPには「ビザが下りるまではフライト予約しないこと」と注意書きがあったけど、まあまあの余裕をもって発行までこぎつけられたかな。

ほっと一息。