アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

産後一年を振り返って

息子の1歳の誕生日まで正確にはあと2週間近くあるけど、年末年始に考えたことを書き留めておこうと思う。

息子という存在が愛おしすぎる

世の中にこんなに可愛い生き物がいるなんて。もっと早く教えて欲しかった。結婚後しばらくの不妊治療で涙の日々を経たけれど、この子が私たちのところに来てくれてよかった。辛かったことは全部吹き飛んだ*1

白目向いて寝ているのも、一生懸命おっぱい飲んでるのも、何かを見て笑っているのも、人見知りしちゃって泣いてるのも、全部可愛い。全力で守りたいし、全力でいつも笑顔でいさせてあげたい。たまに数ヶ月前の写真を見返すと思った以上に赤ちゃんで、目の前の息子本人がいかに日々成長してるかを思い知る。人生の長さで対比すれば、この子にとっての1ヶ月は、私にとっての3-4年分くらいなんだからそりゃそうか。1日が永遠の長さに感じられることもあるけど、振り返れば2018年は文字通り駆け抜けていった。これからも息子はますます色んなことができるようになって、言葉が出てくるようになって、怪我や病気の数をこなし、あっという間に大きくなってしまうんだろうな。

 

「優しさは体力でできている」「相手が変わらないなら自分が変わるしかない」

この2つが産後に自分に刻まれた言葉。

睡眠不足。辛かった。そして早朝に起きちゃったりすると今でも辛い。何時間連続で寝られるかはいつだって勝負だし、自分の寝たいときに自分の意思で寝られるのって最高の幸せだったなと。リゾートのため旅行しても、ホテルのベッドが気に入らなくて夜泣きする息子がいたら、想像したようなのんびりした時間は過ごせない。当たり前なんだけども。

気持ちが滅入ると、一気に性格が悪くなる。言いたくもないのに夫に余計な嫌味を浴びせ、当たり前のように二度寝する夫の姿に落胆し暴言を吐いた*2。自分の心の闇を目の当たりにする1年でもあった。でも息子に険悪な雰囲気を見せたくない。私が家庭の腫れ物みたいになりたくない。自己嫌悪になっているとき、「優しさは体力でできている」と何かで聞いてすごくしっくりきた。眠いとき疲れているときにダークサイド引っ張られず、ジェダイであり続ける(笑)ことが、今年の目標。そして負の感情のはけ口を家庭の外に設けていきたい。友人と話したり、日本の両親とテレビ電話したり、体を動かしたり、オンライン講座でスキルアップしたり。

そして息子との1日で思うように進まないことがあっても、イライラしないこと。これはかなり克服してきたつもり。もともと段取り大好き人間だった身としてはイレギュラーなハプニングって本当に嫌だった。でも相手は無防備で悪意ゼロの赤ちゃん。オムツ替えで半裸で逃げ回られても、ご飯を口からベーッと出されても、出先で理由わからずギャン泣きしても、「相手が変わらないなら自分が変わらなきゃ」と言い聞かせ、ケセラセラの精神を貫いている。無理にでもハハッと笑ってみると、張り詰めた気も和らぐものですね。

 

母体の変化

いずれ自分でも忘れそうなので、自分の身に起きたことをざっと時系列にリストアップしておく。

  • 産後1ヶ月…痔、会陰の痛み、謎の体の震え、おっぱいの張り、乳首裂傷、腱鞘炎、肩こり腰痛
  • その後…手荒れ、アトピー再開、夜間の歯くいしばり(顎が痛い)、抜け毛とアホ毛、授乳2回になっておっぱいが最近萎んできた、生理がまだ来ない
  • 体重…妊娠中に8キロ強増えた分は、ほぼ産後2週間ちょいで落ちた。母乳育児のせいか生後6ヶ月ごろから更に痩せて、最近までは妊娠前からマイナス2キロ近く。しかし一気に2回分授乳回数が減ったのと、年末年始の飲み食いが相まって、少し増加傾向にある。

 

夫との関係

年末の夫婦で行うお決まりの作業があって、その年に家庭内で流行ったワードを「〇〇年語録」としてリストアップする。2018年の語録は8割が息子関連。会話の中心もだいたい息子ネタだもの。昔、というかつい去年まで、何をそんなにエンドレスに語れたのか不思議になる(笑)

今まで喧嘩もなく過ごしたのに、産後はとにかくぶつかることも多かった。はじめての育児だし、1人の時間が持てないフラストレーションや睡眠不足もあり。主婦として家にいる私と、学校や仕事場の世界がある夫は、そもそも同じ土俵に乗れてなくて会話が成立してないこともあった。夜に一緒に息子の動画を見るルーティンに加え、家で映画を見たり、ベビーシッターを頼んで夜のお出かけをしたり、という対策は気持ちに余裕をもたらしてくれつつある。しかしこれは今年も課題になりそう。

いつだったか、A happy mom makes a happy couple and a happy family とママ友に言われた。たしかに、私の機嫌の乱高下さえなければ多分全て上手くいくんだと思う。これも息子がくれたチャレンジだと思って、今年は大きな器の人間に変わる訓練に励みたいと思います。

 

あんまりまとまってないけど、勢いに任せて書きなぐりました。ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

*1:実際、当ブログはLAでの産休中の時間を使って不妊治療体験談も織り交ぜるつもりで始めたけど、結局手付かずのまま今に至る

*2:というか現在進行形