クレジットカード不正利用?!
ある日クレジットカードの使用履歴を確認したら、身に覚えのない店で身に覚えのない金額の支払いが処理されていた。
まさか不正利用!?どこかでスキミングされた!?
と、夫婦で大騒ぎ。
でもそこには意外なオチがあった。
内容は関係ないけど、セントラルパークの紅葉が綺麗なので貼り付ける
我が家がメインで使っているのはANA USカード。夫の名義で作って、私も同じクレジットカード番号の家族カードを持っている。
本当にスキミングされるとどうなるのかわからないけど、モンゴルとか中国とか南米とか、訳の分からない場所でカードを使われてしまうというイメージがある。
今回、不正利用と思しきものは全部マンハッタンのお店で支払われていた。そして日本食レストランぽい名前があったり、リカーショップで(決して高くない)お手頃ワインを買っていそうな価格だったり。
カード会社にメール連絡したら、確認のため電話をしてくれとのこと。平日夜の仕事帰りの夫と電話することにした。その間にもカードは使われていて、マンハッタンのカフェで少額利用があった。これは急いでカード提示しないと!
以下、オペレーター(オ)とのやりとり
(夫)カードの不正利用の可能性があるので確認したい
(オ)本人確認したいのでカード番号と名前フルネームで教えてください
(夫)[手元のカード番号と自分の名前を伝える]
(オ)…もう一度名前をお願いします
(夫)[名前をリピート]
(オ)アカウントに登録された名前と一致しません
なにー!!!??ついに詐欺グループに名前まで変えられてしまった!?
念のため妻(私)家族カードがあることを伝えると、再びカード番号と氏名を聞かれる。
同じカード番号だけど、なんとなく念のため私のカードをカバンから取り出して、読み上げながら…気づいた。
カード番号が違う!
いや、そんなはずはない。
よーく夫の手元にあるカードに目をやると…
友達の名前が書いてあった
電話口で待っててくれたオペレーターに平謝りしながら、知り合いのカードが手元にあると説明。一応私のカード情報を伝えると、ちゃんと夫婦でアカウント登録はされてると確認できた。
詐欺じゃなかった。ただのおっちょこちょいだった。
後から考えたらちょうど夫が2日連続で飲みに行ったあたりから事はスタートしていたけど、この可能性に気づかなかった。アメリカにきて、世の中を常に懐疑的に見るようになってしまっている。
要するに、割り勘会計をするときにカードを複数枚だしたシーンで、取り違えてしまったらしい。取り違え相手も気づかぬまま、数日間普通に使っていたようだった。
無事に後日カードを交換し、Venmoで精算して、この一件は終わったのでした。
酔っ払いたちめ…