テニスUS Openの公開練習を子連れで見てきた
この記事は錦織vsジョコビッチの準決勝を見ながら震える手で書いております。
ニューヨークに来てやりたかったことのひとつが、US Openの観戦!とはいえ、7か月ベビーと共に本番の試合を見るのはなかなか難しい。
そこで家族総出で行ってきたのがこちら↓ 本番が始まる直前の土曜日の子供向けイベント。
会場の様子
会場はなんと無料で開放されていて*1、選手の公開練習も見られるという。9時半の開場のあと順次練習スケジュールが発表されると聞いたので、10時過ぎにはFlushingにある会場に到着するように向かった。簡単なセキュリティチェックがあってさあ場内へ。
場内はどこもかしこも駆けずり回る子供たちがたくさん。ピエロみたいなおじさんや、いろんなお囃子隊(笑)が群雄闊歩していてちょっとしたカオスともいえる。
公開練習のスケジュールはアプリで調べることができる。
US Open Apps | Official Site of the 2018 US Open Tennis Championships - A USTA Event
すぐ近くのスタジアムでマレーとデルポトロの練習がやっていたので駆け付けた。会場も全く混んでいないし、子連れでも何も気にせず出入りできる。何より、トッププレーヤーたちが目の前でラリーしている姿を見られるという夢のような状況!
練習の終わりにはサイン待ちの子供たちが殺到していた。選手が丁寧にキッズにサインをあげていて微笑ましかった。
現地でフードコートごはん
会場真ん中に大きなフードコートがある。我が家は早めに席が取れたのでゆっくりランチできたけど、少し遅れると家族連れで席取り合戦が始まっていた。ピザ、バーガー、ポケ丼、フライドチキン、インドカレー、アイスクリーム、なんでもある。
実はフードコート以外にもいくつかスタンドがあるので、うまく喧騒をかいくぐる方法もあったのかもしれない。
錦織選手の練習を見られた
日本人がどこからこんなに来たのかというほど日本人しかいない異様な雰囲気の中、練習が始まった。練習相手は実際のトーナメント中にも当たった、シュワルツマン。地上の高さの小さなコートだったので、かなり間近でラリーを見られて大迫力だった。
炎天下の下、まったく日除けのないコートだったので、観戦オーディエンスも汗だく。かなり蒸すし、水分補給と帽子は必須アイテムだった。うちの場合、夫はずっとコート近くでねばったけど、私と息子はちょこちょこと日陰に避難しながら見るしかなかった。それでももうお腹いっぱい!と思えるほどに十分に観察できましたとさ。
当然のごとく前後でサイン待ちの人々が殺到していたのだけれど、マナーに欠ける態度もあったのが残念。大事なトーナメントを前に集中している選手に対して、もっとリスペクトあってもいいんじゃないかと。日本人として恥ずかしかった。
赤ちゃん連れで本番の試合観戦が厳しいという人に、おすすめです。
*1:メインスタジアムのショーだけは有料のチケット制だった