U-boxを使ってNYへ引越し
夫の研修のためNYへ引っ越して来た。
アパート探しでバタバタ、荷造りと荷物の搬出でバタバタ、入居してから家具探しでバタバタ。怒涛の2週間だった。
さて、今回はいわゆる引越業者ではなく、U-Haulのコンテナ輸送サービスであるU-boxを使ってみた。
U-Haul: Dimensions of a U-Box Container
どうしてU-boxにしたか
大陸横断の引越しにはとにかく費用がかかる。駐在じゃなく全部自腹で負担となるとリーズナブルに済ませたいところ。オンラインで何社か問い合わせたけど、$3000-5000*1くらいのイメージで、多種多様な見積もりが返ってきた。荷造りも全部お任せプランにした日には一体いくらかかるのやら。
ちなみに、日系業者は高いと聞いたので問い合わせはしていない。
もう少し安価なオプションを考えた結果、コンテナ輸送サービス*2はどうかと思い至った。PODS, U-box, U-pack (Relocube)に問い合わせた。
そこで見積もり額が$1100ほどで1番リーズナブルだったU-boxに決定。
荷造りから荷物受け取りまでの流れ
U-boxには色々な搬入搬出のオプションが用意されている。
コンテナ輸送については
- コンテナを家の前に運んでもらって、荷物を搬入し終えたら回収•輸送
- コンテナが保管してあるファシリティに荷物を自力で運び、荷物を搬入し終えたら輸送
家の駐車場スペースが使えたり、路上駐車ができる場所であれば前者が便利。
ただLAのエリアによっては路上駐車するにあたり当局の許可が必要なケースがあるらしい。しかも道端に数日コンテナを放置することになる。それで構わないなら自己責任でやってみて、と言われてしまった。
少し怖くなったので、私たちは後者のオプションを選んだ。つまり、家(U-haul vanを借りて荷物搬出)→ファシリティ(boxに荷物詰め込み)→NYへ輸送、という流れとなる。
実際の我が家のスケジュール
- 引越し1ヶ月前: U-box予約
- 引越し10日前: 入居先決定
- 引越し5日前: びびなびで無料の段ボールゲット、荷造り、入居先住所をU-Haulに連絡して予約確認
- 引越し3日前: U-haul vanで荷物搬出→U-boxに詰め込み
- 引越し2日前: U-box輸送開始
- 引越し当日: スーツケース大2個、小1個で家族3人分の当座の荷物をフライトで運ぶ
【この先の予定】
- 引越しから2週間: U-boxがBrooklynにあるファシリティに到着
- 翌日: 新居に荷物搬入
Mover’s helpは必要だった
最初は節約のため、夫婦2人ないし友人の力を借りて荷物搬出を全部やり切るつもりだった。でもみんな引越しやら夏休み旅行やらあるし、お礼に何かご馳走するにもこちらが引越しまで時間がなかったりして、調整が難しかった。
というわけでU-Haulとの提携引越し業者を手配することになった。結論から言えばこれが大正解!
家からレンタカーに荷物を載せるのは自分達でやって*3、ファシリティ現地でボックスに詰め込む作業を業者にお願いした。作業効率もさすがだし、荷物が揺れて動かないようにする小技もプロならでは。自力でできる代物ではなかった。費用は$110くらい。
というわけでNYに荷物が届いた後の搬入作業も、引越し業者の手を借りたいと思っている。今回はレンタカーせず、ファシリティからの運び出しからプロにお願いするので$400くらいの費用になりそう*4。それでトータルしても、他の引越し方法よりは圧倒的にリーズナブルな出費に抑えられたはず。
荷物の量とU-boxの必要個数
我が家はLAで使っていた大物家具はほぼ全て友人に譲ってしまった。
今回詰め込んだ荷物の全容としては以下の通り
- 大きな段ボール10個くらい
- 小ぶりの段ボール10個くらい
- 衣装ケース3個
- 息子のdiaper changing table、ハイチェア、プレイジム
- ゴルフバッグ
おそらくstudioサイズのアパートと同じくらいの荷物量かと思う。これでU-box1個のスペースに少し余裕を持って詰め込めた*5。ここにソファやテレビや本棚が加わってくる場合には、多分U-boxが2個必要かも。
以上が今回の引越しのあらまし。赤ちゃん連れだと予約電話をするのもタイミングと気合いが要るのでいつもより疲れた!
今ごろうちのU-boxはどこか中西部あたりをドライブしながら東海岸に向かっているらしい。無事に届きますように…