車の事故のことで裁判沙汰になった
なんの因果か知らないけど、我が家のLA生活は車トラブルなしには語れないほどにネタだらけ。
なんと、12月に起こした事故の相手から、民事裁判で訴えられた!
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それは突然やって来た
ある晩のこと、夕飯を食べ終えて夫婦でくつろいでいたところに、ドンドンドンッと激しく玄関ドアを叩く音がした。
Amazonの品物が届くのには遅すぎる時間帯…え、不審者?
おそるおそる夫に出てもらう。相手は中年の男性で、低めの声で何かを説明しながら紙を手渡しているのが見えた。
それは、裁判所からの出廷命令だった。
なぜ訴えられたか
大変恥ずかしながら、昨年末に交通事故を立て続けに起こしていて、事故時の当事者同士のやりとりはうまくなった〜なんてドヤ顔していました。
通算2回目の事故、高速で渋滞時に前の車にコツンと当ててしまったやつ。この相手が今回の原告だった。
「車の損害、運転手に与えた怪我、医療費、精神的苦痛などなど、まるっと$10,000を請求する」「裁判のため裁判所に指定日時に出向くこと」という内容だった。(上に張り付けた写真がそれ)
保険会社に電話
この事故については、当時加入していた保険会社のGEICO*1に全ての処理をおまかせしていたのだった。さっそく連絡してみたところ、Claim number等の情報を確認されて、「対応します」とのこと。
そもそもこの訴えはちょっとおかしな話だった。当事者同士の話を総合して事故状況の確認は済んでいて、誰もケガはなかったはず。GEICOから相手方の車の修理に関する補償は支払いも終わっていた。そこに加えて、さらに修理費と、医療費だの精神的苦痛だのって。
なんとなく漂うクレーマーの雰囲気。だけど悲しいかな、こちらの100%過失なので、裁判となると勝ち目はない。後日GEICOから連絡があって、裁判の前に示談に持ち込むように相手と話をしてみるということだった。幸いなことに補償が有効だったようで、もし賠償を支払うことになっても、すべてGEICO持ちとなる。ホッと一安心。
裁判2日前まで相手と連絡つかず
今回の裁判はminor caseとして扱われているので、もし裁判所に出廷となると代理人を立てられず、本人同士で争わないといけないらしい。面倒なことになってしまう。
でも裁判の2日前にGEICOから再度かかってきた電話では、「相手と連絡がつかないので、裁判所に出廷する心の準備を」ということだった。 うーん、お願いだから電話に出てー!
やっと連絡とれたあと、結末
そうしてギリギリになって吉報がきた*2。相手の弁護士を通してようやく連絡が取れて、
示談成立!
結局のところ、車の修理費は支払い済みだという証拠を提示したらそこは引き下がり、医療費うんぬんの$5200程の賠償額で決着がついた。
裁判所に出廷せず、すべてGEICOにおまかせの状態で事が済んで本当によかった。もちろん日本で裁判を経験したこともないし、日々粛々と生きているだけで、どうしてアメリカでこんな目に遭うのかと思うけど。これも将来なにかの糧になるんだろうか…
いや、話のネタにしかならないな…
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事故を起こさないに越したことはありません。