アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

新型出生前診断(NIPT)の請求でひともんちゃく

もうはるか昔のこと、最初の検査を受けたのは11月。

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検査会社のミスで、再検査になったのが12月。

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1月に書いた通り、無保険だと$7500くらいするこの検査、費用の請求額について保険会社と検査会社で議論がグルグルしていたもよう。ようやく答えが見えてきたので、ちゃんと話にオチをつけるためにも記録したい。

 

保険会社から突然の通知

3月下旬にうちのポストを見ると、保険会社のBlue Shield of Californiaから"11-12月の検査に対する保険会社負担額ついてgrievanceをあなたから受け付けたので再審査します"という通知がきた。何のことかわからず辞書で調べてみると、下記の記載。

【Grievance】.. an official statement of a complain over something believed to be wrong or unfair

あの検査、たしかに支払いが宙に浮いたままで解決していなかった。しかし出産後可愛い息子に夢中ですっかり忘れていたので、まさか不服申し立てをした覚えは全くない。どういうこと?

Blue Shieldの通知に書いてあった連絡先に問い合わせてみると、どうやらNIPT検査会社であるProgenityから、私の代理として申し立てがあったらしいとのこと。1か月後に審議結果が出るから、連絡を待ってほしいといわれた。

 

もしここで保険会社負担が変わらない、という結論がでたら、patient responsibilityで$7500支払うことになる。そんな話聞いていませんが!!!

審議結果

ドキドキしながら過ごし、ちょうど1か月たったところで再度通知が届いた。

"当初は妊婦検診として必須ではなくinvestigationalな位置づけだと判断しましたが、今回は例外的にBlue Shieldで検査費用をカバーすることになりました。でも例外だからこれが当たり前と思わないでください。"的な内容。

ただ、"今回のgrievanceは12月の検査費用に関するもので、他の月に他の検査内容があっても私たちの審議対象外という理解でお願いします"という付記もあり。

検査会社のミスで2度にわたって採血・検査をしたのは事実なので、12月分だけカバーされるといわれても、じゃあ11月の分は自腹?という疑問は晴れない。

それでも請求書が来ない

結果の通知が4月末、そこから待てど暮らせど、検査会社から来るはずの請求書が来ない。ついに待ちきれなくなって、産婦人科の主治医にメールをして、話の分かる人につなげてもらうことにした。

一瞬で主治医からは返信がきて、そこからサクサクと事が進み、検査会社の経理担当者と電話することができた。

最終的な費用

請求書についてはまだ処理中ということらしい。どれだけ時間がかかるんだ。$100程度の請求になるから安心してください、だって。主治医から検査前に受けた説明の通りになって安心はするけど、とにかく早く連絡が欲しかった。少し文句を言って電話を切った。それにしてもノリの軽いお兄さんだった*1

 

妊娠30週近くで検査を受けてからずーーーーっと待たされて、もう息子は生後4か月半。まさか半年近くかかるとは考えもしなかった。

アメリカの保険事情は本当に悩みが尽きない。

*1:私が当本人だったらお客さん相手にone hundred bucksとは言わない気がする(笑)