アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

アメリカに来て振り返る夫婦関係

いつもと全く毛色の異なる内容だけど、息子が授乳後に授乳クッションの上で寝落ちして身動きが取れないので、タイトルの件を書こうと思う。

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写真はこの前行ってきたセドナ

 

たとえば、昨夜のこと。夫が夕食後の洗い物をしていたら、炊飯器と片手鍋がハマって取れなくなってしまった。よくある困ったシチュエーション。どうにもうまく取れないので、Google先生に聞いてみたら、外側の器を温めて膨張させると密閉空間の空気圧が変わって抜けるとのこと。そこでボウルにお湯を張って引き抜こうと頑張るも、なかなかうまくいかず。

最終的に2人で反対側から引っ張りあったらようやく大きな音を立てて抜けた。30分くらい格闘して無駄にヘトヘトになった。


そこで、結婚生活ってこういうことだよね、と妙にしみじみとした。

助け合い、励まし合い、知恵を出し合って、世の真理 (今回は空気圧のトリック) に一味スパイスを加えて (双方から力を出して)、何かを共に実現する、というか。


家族や夫婦は、学びのライバルであり、「社会関係資源」として重要だという考えかたがあるらしい。刺激を与えあって、好奇心をくすぐって、相互に高まっていく。必ずしも同じことをしなくてもいい、むしろその違いから新たな視点を提供しあう。我が家は、職業ひとつ取っても夫が法律系、私が製薬バイオ系で相手が何をしてるか100%わかることはない。趣味も違う。


ただ言えるのは、お互い話すのが好きで、わかってもらおうと努力を惜しまないこと。夫とは大学時代からの親友でもあり、息子が生まれて親という役割が加わったこの先も、学びあえる関係でいたい。

 

日本で共働きしてると独身生活の延長線上でしかなく、ルームシェアしてるような感覚すらあった。アメリカに来て、日常の小さなトラブルを共に乗り越え、息子が生まれて、家族で一緒に過ごす時間もたくさんあって、今を見つめるいい機会をもらえた。留学に帯同すると「〜さんの奥さん」と周りに認識される事実が嫌で、アイデンティティ崩壊しそうになった時期もあったものの、総合的に見るとF-2生活って普通じゃ味わえない幸せだなと思えるのだった。

 

ここまで書いてもまだ息子が爆睡してる(笑)そろそろ起こしてランチにせねば。