搾乳機 breast pump ゲット
もう2週間くらい前になるかな、自動搾乳機を手に入れたのでその話を。写真は折込チラシのスーパーママ。実にアメリカらしいデザイン。
自分の中で搾乳機といえば、留学中のワンシーンを思い出す。
たしかまだ大学院1年目だったころ、3ヶ月だけお試しで参加してた研究室があった。研究開始したちょうどその頃、チャイニーズのPhD studentのお姉さんが産休明けで復帰してきた。たしかまだ産後6週間くらいとかで、中国からきてるママに日中は赤ちゃんのこと見てもらってると言ってた。
ある日、そのお姉さんがおもむろにスーパーマンのマントみたいな布を被り、内部からダースベイダーの呼吸音みたいなシュコーシュコーという音を立てているのを目撃した。背筋がピンと伸びて厳かな雰囲気で近寄りがたかった。大学出たてのお年頃の自分にはそれがなんだかわからなくて、こっそり別のラボメンバーに教えてもらった。
「あれはbrest pumpといって、母乳を絞るためのものだよ」
日本に戻って周りにも出産経験者が増えてきて、日本では手絞りというか、手動のタイプがメインだということも耳にした。そもそも持ってない人が大多数だったけど。
一方、病院で受けたクラスでも、巷のママ友さんの話でも、アメリカでは自動搾乳機がポピュラーで、保険が全額カバーしてくれるという。つまり、無料!
また、特にこだわりがないならMedelaというメーカーをオススメするというのが母乳クラスで言われたことだった。
さっそく保険会社に連絡してみた。指定業者を通して購入すれば、基本の搾乳機キットは全額カバーされるとの回答。正直自分自身の母乳がどんな出方をするかもわからないし、搾乳機が全く不要という可能性は大いにある。でも無理で家に備えておけるなら、迷いなく注文しちゃいますよ。
指定業者5つのうち、ホームページが見やすいという理由だけで、こちらを利用することにした。
基本的な個人情報と保険の情報を入力して、主治医の情報も入れて、搾乳機メーカーを選ぶ。Medelaを選択。搾乳機にプラスアルファで付いてくる特典によって、4つくらいのコースに分かれていた。その頃ちょうど母乳パッドやら乳首保護クリームをAmazonで検索してたタイミングで、3番目のコースについてくるケアグッズの試供品セットが絶妙にちょうどよかったので、+$40のこちらのコースに決めた。
注文後は業者から主治医に連絡がいって処方箋を出してもらい、保険会社が精算する、というプロセスがあるよう。全てが完了したら品物発送のメールが来て、まもなく家に箱が届いた。
箱を開けてみるとなるほど、これが搾乳機か!とうマシーンが入っている。オマケのクーポンやら母乳の保管パックなんかもあった。
…なんかおかしい。一緒に注文したはずの試供品セットが入ってない!!
同封のinvoiceにはしっかり購入アイテムとして入ってたので、pumping essentialに即メール連絡。 どうやらあちらのミスで梱包し忘れたとからしく、丁寧な謝罪と共に、2日後にしっかり送ってもらえた。
搾乳機そのものの部品がとても多いのでうっかりすると見逃してたかも。気づいてよかった。
この搾乳機が活躍するかどうか、数ヶ月後まで答えはおあずけ。もし使わなかったら誰かに譲るしかないかなー。新品だし。