アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

出産準備ー病院見学 St. John's Health Center

youtu.be

 

産婦人科の先生に勧められた通り、Saint John'sの施設内を見学してきた。

 

見学会は週に2回?くらいのペースで平日の夕方に開催されていて、参加費は無料。カップルで参加してOK、というか当日見た限りはカップル率100%だった。さすがアメリカ!

最初は会議室に通されて、資料を見ながら説明を受けた。

主な説明内容

両親学級

Childbirth class, Baby basic class, Breastfeeding classなど、多岐にわたる授業を病院で提供している。

日本では地域で無料参加するイメージだけど、こちらはどれも有料。本件については頭を悩ませているので、別の記事にしたいと思う。

事前登録 (pre-admission/ pre-registration) 

出産予定日の4-6週間前までに、患者情報の事前登録をしておけるというシステム。これをやっておかないと、産気づいて駆け込んだ時に大量の書類に同意のサインをしないといけないそう。


入院当日の流れ
  • 産気づいたら何よりもまず主治医に連絡して指示を仰ぐ。緊急でない限り、病院へは主治医から連絡がいくらしい
  • 入院直後からLDR室 (Labor, delivery & recovery room) に通される
  • お産専門ナースがつきっきりで様子を見て、主治医に進捗を報告
  • 主治医がバースプランに沿ってお産を進めるよう指示を出す。この病院は、麻酔ナシの普通分娩 (natural birth)、無痛分娩 (epidural)、帝王切開 (C-section) 対応可能
  • Saint John'sの心強いところとしては、24時間麻酔科医が常駐、ハイリスク出産にも即時対応可、NICUも併設されているという点
産後
  • 出産後1-2時間はLDR室で回復を待つ。その間は母子のskin-to-skin communicationを尊重する
  • 母子の入院部屋 (post-partum unit) での滞在は、経腟分娩 (vaginal birth) なら産後2日、帝王切開なら産後3-4日を原則とする
  • 入院中に出生届 (birth certificate) やらSSN (social security number) の手続きをやってくれるそうなので、赤ちゃんの名前は早めに決めてね、とのこと
  • 入院中~退院後も、母乳育児に関するサポート体制あり
入院グッズのすすめ

資料に書いてあるものを羅列しておく。本当に必要かどうかは当日の検証次第。

night gown, undergarments, robe and slippers, toiletories and cosmetics. extra change of clothes to wear home, nursing bra, music or candles to help mom relax, outfit for newborn to wear home, receiving blanket, large blanket, hat, socks, and/or booties, chap stick, newborn nail file

なお、入院中の赤ちゃんの衣服やその他備品は病院のストックを使わせてもらえる。搾乳機も必要なら病院で貸し出し。

帰る時に病院のロゴが入ったシャツ?とおくるみをくれるらしい (笑) 

退院
  • 退院まではかかりつけの産婦人科医と、小児科医が毎日診察に来る
  • 退院のタイミングで車に適切な新生児用チャイルドシート (infant car seat) が付いてないと帰してもらえない。病院はサポートしないので、親の自己責任で妊娠36週目ぐらいまでには車に搭載しておくこと
  • 【衝撃】男子の割礼 (circumcision) を希望する場合は退院時に対応可能

お部屋見学

LDR

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(見学グループのお兄さんが写真に写りこんでしまった)

お産の最中、出産する本人さえよければ何人までもこの部屋にゲストを呼び込むことができるらしく、宿泊人数も無制限。窓際にあるベンチで待機できるようになっている。広々とした個室で、トイレもついている。ただし、よほどの緊急事態の際には外の待合室に追い出されるらしい。

なお、帝王切開の場合は専用手術室へ。そこは1名まで立ち合い可能。

 

今回立ち合い出産する方向だけど、ソファの位置が頭側であってほしかった…

産後の入院部屋

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こちらもトイレ付の完全個室。写真の角度が悪いけど、LDR室より少し小さいくらいの広さだった。看護師や医師がたまに様子を見に来るだけで、赤ちゃんは赤ちゃんベッドに乗せられて、常時この個室で過ごすことになる。

こちらの部屋での家族の宿泊は1名まで。8:30-20:30の面会時間内なら何人でも訪問客は招くことができるらしい。ただし13:30-15:30は母子の絆を深めるbonding timeとやらで、静かにしていないといけないみたい。

 

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総じて丁寧なケアをしてくれそうな印象が持てた。完全個室なのもとてもありがたい。

妊婦検診先、出産先、その後の新生児検診の場所が違うという事実に関してはまだ慣れないけど、先日からの主治医とのコミュニケーションも含め、この病院ならとても良い連携が取れているようで安心できた。

 

気づいたらいよいよ残りの妊婦生活も3か月ほどになっていて、親になる自覚が芽生える前に、必要な手続きをこなしている感じは否めない。でもお腹の中の人はますます元気なようだし、最善のケアが受けられるようにちゃんと整えてあげたいなと思う。

 

目下の課題は、赤ちゃんの名前、ベビーグッズの買い物 (特にチャイルドシート)、両親学級どうするか問題、である。