アメリカ留学、一緒に来る?

夫の留学についていくことになった。アメリカ生活・妊娠・出産・子育てに関してゆるりと記録してみる。1年目はLA、2年目はNY。

4ヶ月ベビーと2人だけで一時帰国【往路フライト】

日本に一時帰国中です。TKG (卵かけご飯) 過剰摂取注意報!

今回は夫は試験勉強のためロサンゼルスに残り、息子と2人だけで2週間ほど日本の実家に滞在することになった。

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機内のバシネット。ちょい置きしてるのは授乳ケープ。見苦しい…)

初の子連れ長時間フライトはこんな感じでした。

フライト予約

初めての長時間フライトが不安だったので、サービスが丁寧そうなANAでチケットを取ることにした。日程にこだわりはなかったので、電話窓口で料金と空席状況を見てもらいつつ往復便を検討した。オペレーターの方が「電話予約だと手数料がプラスでかかるから、ネット予約を先にしてしまってから再度バシネット確保のため電話をした方がいい」と親切に教えてくれたのがありがたい。すぐにネット予約を済ませ、座席変更を兼ねて電話で諸々をセッティングさせてもらった。

預け入れ荷物、手荷物

スーツケースは大きいサイズのを1つチェックインして、手荷物はいつもの大容量diaper bagと貴重品の小バッグ、そこにストローラーとエルゴの抱っこ紐が加わる。両手いっぱいの荷物でセキュリティチェックを受けた。

セキュリティチェック

エルゴに息子を入れている限りは敢えて降ろさなくてよかったようで、そのまま通過させてもらえた。ストローラーは畳んでベルトコンベアに乗せねばならず、ワタワタしてたら係員が親切に手伝ってくれたので、難なく通過。

ストローラーのゲートチェック

搭乗口前で待機中にANAのスタッフが声をかけてくれて、お子様連れの事前搭乗やストローラーのゲートでの預け入れについて丁寧に案内してくれた。荷物を持ってもらったりしながらストローラーを折りたたみ、スムーズに機内に入れた。

授乳

窓際の席を取ったので授乳ケープをしていればさほど気にならなかった。深夜便だからずっと機内が真っ暗だったのも助かったかも。

バシネット、息子の睡眠

飛行機が上空に行くまでバシネットは取り付けられないとのことで、しばらくは膝の上に抱えてないといけない。今回は搭乗直後に授乳開始したらいつのまにか息子は爆睡してくれたので、膝の上に寝かせておいた。バシネット取り付け後も目覚めることなく気持ちよさそうに爆睡。エンジンの轟音が心地いいみたい。バシネットは上からカバーをかけてベルトで留めることで、シートベルトがわりになっていて安心。ただ、乱気流に突入するときは膝の上に抱いておくよう指示された。

息子は途中2度ほどかお腹が空いて目覚め、その度に授乳とおむつ交換*1をした程度で済んだ。おかげで機内食も普通に食べられたし、映画を久しぶりにゆっくり観られて幸せを満喫できちゃった*2。全くぐずらなかった息子に拍手喝采を送りたい!

持ち物

いつも携帯しているオムツグッズや授乳ケープはもちろん、お気に入りオモチャと絵本は念のため入れておいた。結局出番はほとんどなかったけど。なんとかなると確信があったので粉ミルク系グッズは特に持参せず。あと、着替えは2セット持って行って大正解だった。

機内では赤ちゃん用ブランケットも貸してもらえるので、重装備を持ち込む必要はないと思う。

到着後

ゲートを出てすぐにストローラーを回収できる場所があった。そこから息子を乗せ、出国、荷物受け取り、税関通過までなんだかんだで1時間ほどかかったかも。

BB-8モデルの機体だったらしくて記念品をもらえた。あとチビッコにはもれなくANA飛行機の風船がプレゼントされていた。

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地上スタッフにもCAさんにもとても親切にしてもらえて、ANAで飛んでよかったと心から感謝です。隣に座っていたお兄さんも嫌な顔ひとつせずトイレのたび立ち上がってくれたり*3、息子をあやしてくれた。人にも恵まれたフライトだった!

 

さて、復路はどうやることやら。

*1:一度はウンチ漏れしたので着替えもしたなぁ

*2:前から観たかったCOCOとThe Post

*3:機内食も食べず爆睡してたので申し訳なかった

新型出生前診断(NIPT)の請求でひともんちゃく

もうはるか昔のこと、最初の検査を受けたのは11月。

asa-ita-haya.hatenablog.com

検査会社のミスで、再検査になったのが12月。

asa-ita-haya.hatenablog.com

1月に書いた通り、無保険だと$7500くらいするこの検査、費用の請求額について保険会社と検査会社で議論がグルグルしていたもよう。ようやく答えが見えてきたので、ちゃんと話にオチをつけるためにも記録したい。

  • 保険会社から突然の通知
  • 審議結果
  • それでも請求書が来ない
  • 最終的な費用

 

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哺乳ストライキが突然やってきた

吸う力がどんどん強くなっていく息子。気が付けば右胸を変な角度から飲むクセがついていた。そのせいで右乳首にキズ?*1ができてしまった。例えると、火山の火口辺縁部みたいな位置。

このキズ、触れられるとものすごく痛い。ある朝、お腹がすいた息子が右胸にかぶりついたとき、あまりの痛さに「いったぁぁぁい…」と声にならない声をあげながら涙を流して泣いてしまった。

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同じ日の10時すぎの授乳から異変が起きた。

  • 拒絶
  • 哺乳ストライキ
  • 原因はなんだったのか
    • 恐怖体験
    • 抱っこ
    • 知能の発達
    • 母乳の味や出具合
    • 総合すると
  • その後

 

*1:ちょっと白くなってる

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ジーナ式ネントレもどき -もうジーナとは言えない生後4ヶ月のいま【授乳編】

先日書いた記事の続き。 

asa-ita-haya.hatenablog.com

睡眠・授乳のスケジュール自体は想像以上にうまく軌道に乗った。昼夜の区別も幼いなりに掴んでくれたのかなと思う。

ただし、授乳の仕方については反省点が多め。もともと子育て知識ゼロの状態で、ジーナの本をまともに読まず、ブログを斜め読みしてアレンジしてきたツケでしょうか。

  • 成長曲線ギリギリ問題
  • 母乳不足!?
    • 片胸の過信
    • 夜間授乳の大切さ

 

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ジーナ式ネントレもどき -もうジーナとは言えない生後4ヶ月のいま【睡眠編】

【結論】今のスケジュールは息子のオリジナリティ溢れるものに仕上がっています。

(写真はbaby trackerというアプリの記録から)

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asa-ita-haya.hatenablog.com

 

そもそもやってたのが「ゆるジーナ」とすら言いがたい「ジーナもどき」なので、こんなもんかなと割り切っている。

喜びと反省を交えつつ、生後から4ヶ月までの経緯を分析してみようと思う。

  • ネントレ効果
    • 基本ハッピーな息子
    • 夜はひとりで眠れる
  • スケジュール
    • 最近の典型的な1日
    • 入眠について
    • 初めて夜通し寝たのは2ヶ月ごろ
    • 成長期?ちょっと挫折した3ヵ月
    • 今の心配ごと
    • やっててよかった

 

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生後4ヶ月 アトピー発症

夫も私も幼少期からアトピーっ子で未だに症状に悩まされているので、もうこればかりは逃げられないとは思っていたものの。遺伝子には勝てなかったかー。いざ医師から診断されると結構応えるな…

 

  • 【我が家の場合】変化は生後3ヶ月ごろやってきた
  • 4か月検診でさくっとアトピー診断
  • 対策
    • とにかく保湿
    • 小児科で勧められた保湿剤
    • 小児科で勧められたかゆみ止め
  • 一晩明けて希望の光が見えたかも
  • 【参考情報】アトピー素因持ちの赤ちゃんが実際にアトピー発症するのを防ぐ方法がある?

 

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アメリカに来て振り返る夫婦関係

いつもと全く毛色の異なる内容だけど、息子が授乳後に授乳クッションの上で寝落ちして身動きが取れないので、タイトルの件を書こうと思う。

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写真はこの前行ってきたセドナ

 

たとえば、昨夜のこと。夫が夕食後の洗い物をしていたら、炊飯器と片手鍋がハマって取れなくなってしまった。よくある困ったシチュエーション。どうにもうまく取れないので、Google先生に聞いてみたら、外側の器を温めて膨張させると密閉空間の空気圧が変わって抜けるとのこと。そこでボウルにお湯を張って引き抜こうと頑張るも、なかなかうまくいかず。

最終的に2人で反対側から引っ張りあったらようやく大きな音を立てて抜けた。30分くらい格闘して無駄にヘトヘトになった。


そこで、結婚生活ってこういうことだよね、と妙にしみじみとした。

助け合い、励まし合い、知恵を出し合って、世の真理 (今回は空気圧のトリック) に一味スパイスを加えて (双方から力を出して)、何かを共に実現する、というか。


家族や夫婦は、学びのライバルであり、「社会関係資源」として重要だという考えかたがあるらしい。刺激を与えあって、好奇心をくすぐって、相互に高まっていく。必ずしも同じことをしなくてもいい、むしろその違いから新たな視点を提供しあう。我が家は、職業ひとつ取っても夫が法律系、私が製薬バイオ系で相手が何をしてるか100%わかることはない。趣味も違う。


ただ言えるのは、お互い話すのが好きで、わかってもらおうと努力を惜しまないこと。夫とは大学時代からの親友でもあり、息子が生まれて親という役割が加わったこの先も、学びあえる関係でいたい。

 

日本で共働きしてると独身生活の延長線上でしかなく、ルームシェアしてるような感覚すらあった。アメリカに来て、日常の小さなトラブルを共に乗り越え、息子が生まれて、家族で一緒に過ごす時間もたくさんあって、今を見つめるいい機会をもらえた。留学に帯同すると「〜さんの奥さん」と周りに認識される事実が嫌で、アイデンティティ崩壊しそうになった時期もあったものの、総合的に見るとF-2生活って普通じゃ味わえない幸せだなと思えるのだった。

 

ここまで書いてもまだ息子が爆睡してる(笑)そろそろ起こしてランチにせねば。